リトルリーグについて
世界的な組織で、1939年アメリカ合衆国ペンシルバニア州ウィリアムスポートで誕生した最も歴史のある少年野球(硬式)のリーグです。
日本では、1964年、財団法人日本リトルリーグ野球協会が発足。現在全国で12連盟、333チーム、約8,300人が加盟し、過去来、多くのプロ野球選手を輩出しています。ピッチャーの投球がホームベースを通過するまでランナーは、離塁できない。ピッチャーは、ある試合で1球でも投げたら次の試合には投げれないなど独特のルールがあり、子供の健康に最大限留意して運営しています。6イニング制で変化球の投球も可、リトルリーグの世界本部は前述のウィリアムスポートにあります。2003年度の加盟国・地域数は、105の国と地域となり、選手数は270万人、100万人に上るボランティアが参加しています。日本では、1955年ごろ始まり、1964年日本リトルリーグ野球協会(現在は公益財団法人全日本リトル野球協会リトルリーグ委員会)が発足、現在では12連盟、301リーグ、768チームにまで拡大しています。
兄的団体として中学生硬式野球の財団法人全日本リトル野球協会リトルシニア委員会があります。リトルシニアリーグには、541チーム、約20,000人の選手が加盟しています。
リトルリーグ・ワールドシリーズの出場権を獲得するには、次の様な過程をクリアする必要があります。
「全日本選手権」 毎年4~6月に各地域連盟ごとの予選会(全国12地区)を開催し、それぞれの予選会優勝もしくは準優勝チームが 6月下旬、ないしは7月初旬に東京の江戸川球場、江戸川臨海球技場に一堂に会して日本一を決定する全日本選手権をトーナメント制で戦います。
全日本選手権優勝チームは、2007年度よりその後のアジア・太平洋地区選手権に出場しなくても直接ワー ルドシリーズの出場権を得ることになりました。
・リトルリーグ・ワールドシリーズは毎年8月にアメリカ合衆国ウィリアムスポートで開催される大会で、アメリカ 国内の各地区支部ごとの予選を勝ち上がった8チーム(アメリカ国内グループ)と、それ以外の地域(アジア、オセアニア、カナダ、ラテンアメリカ、カリブ海諸国、メキシコ合衆国、ヨーロッパ、ヨーロッパ在住アメリカ人) の8チーム(インターナショナルグループ)に分かれて予選リーグを戦い、それぞれの1位チームが直接対決 してリトルリーグの世界一を決めます。
ちなみに2011年度は、浜松南リーグがワールドシリーズで世界 2位になりました(^^)また、2012年度は東京北砂リーグが世界一に輝きました!過去、日本代表リーグは7度、世界一に輝いています(^^)詳しくは、公益財団法人全日本リトル野球協会リトルリーグ委員会ホームページをご覧くださいm(–)m
リトルリーグ関西連盟について
詳しくは、リトルリーグ関西連盟のホームページに活動状況が載っていますのでご覧くださいm(–)m
リトルリーグ関西連盟のおおまかな年間の大会の流れ
リトルリーグは、アメリカ発祥、本部なので、リーグ運営は、アメリカの学校の節目を基準としています。そのため、日本とは異なり、9月が新学期となります。そのようなこともあり、リトルリーグワールドシリーズ(8月)がリトルリーグの最後の大会となり、原則的に日本の中学1年生の8月が卒団となります。ただ、実際のところ、下段でご説明します全日本選手権関西連盟予選大会と関西連盟選手権大会で好成績を修め、全国的な規模の大会へ進む以外のリーグは、5月頃、最高学年(中学1年)の試合は終わります。
年間のリトルリーグ関西連盟での大会の流れは、ZETT杯(秋の関西連盟全体の大会)から始まり、SSK杯(春の関西連盟全体の大会)、そして、全日本選手権関西連盟予選(4月末~5月中旬)へと進みます。これらの大会の合間に地域ブロックが主催する大会や各リーグが主催する記念大会が入ってきます。
上段でご説明した全国的な規模の大会ですが、3つあります。 そして、上位大会に関西連盟から進める枠は、5枠(全日本選手権が2リーグ、全国選抜選手権が1リーグ、西日本選手権が2リーグ)です。
まず、関西連盟選手権大会で1位~5位までの順位を決めます。そして、続いて行われる、全日本選手権関西連盟予選で1位と2位になったリーグは、全日本選選手権全国大会に出場します。もし、先に行われた関西連盟選手権大会で優勝もしくは準優勝したリーグが、全日本選手権関西連盟予選でも優勝もしくは準優勝した場合は、全日本選手権を優先します。つまり、関西連盟選手権大会で3位以内に入るか?全日本選手権関西連盟予選で2位以内に入れば、上位大会進出が確定することになります。
全日本選手権大会ですが、全日本選手権関西連盟予選大会で1位と2位になったチームが、日本代表リーグを決める全日本選手権全国大会(7月、東京開催)に関西連盟代表として出場します。優勝すれば、晴れて日本代表として、リトルリーグワールドシリーズ(8月、アメリカ開催)に出場して世界一を争います。
全国選抜選手権大会ですが、上記で説明したのと同等な成績を収めた、全国各リーグからの代表権獲得リーグが一同に会し、全国選抜選手権優勝を争います。開催地は、全国の各連盟の持ち回りなので毎年異なります。
西日本選手権も、東海、関西、四国、中国、九州の各連盟で上記で説明したのと同等な成績を収めたリーグが集まり、西日本選手権大会優勝を争います。
という事で、全日本選手権、全国選抜、西日本選手権が上位大会の3つです。
関西連盟で上位大会(全日本、全国選抜、西日本)へ進めるリーグは、51リーグ中5リーグ(年により変動あり)です。
おおまかな年間の大会の流れでしたm(–)m
【追記:H25.1.14】
平成25年春より、3月中旬より関西連盟選手権が開催され、4月末から5月ゴールデンウィークにかけて全日本選手権関西連盟大会(関西予選)が開催される事になりました。つまり、最終学年の最後の大会が、全体的に前倒しされる事になり、全日本選手権関西連盟大会(出場資格規定があり出場できないチームがある)に出場できないチームは、関西連盟選手権の結果により、4月初旬には、リトルリーグを引退し、全日本選手権関西連盟大会に出場するチームにおいても、5月初旬には、中学での新たな環境へ進む事ができる(ただし、上位大会出場チームを除く)ようになりました。